実重量(Gross Weight)
と
容積重量(Volume Weight)
と
容積重量(Volume Weight)
貨物運賃の計算基礎となる重量には、実重量(Gross Weight)と容積重量(Volume Weight)の2種類があります。6000立方センチメートル当たりを1Kgとして換算した重量(容積重量)と実質重量とを比較して、大きい方を運賃計算に適用します。
これは、実際の重さと、容積計算で算出した重量の、どちらか重たいほうで重量を決定する方法です。例えば、ネパールからの荷物ですと、ウールニットや、アクリル素材のショールなど、軽くて嵩張ってしまう物には、容積重量が適用されるケースが出てきます。
20kgの荷物を例にとって、計算してみましょう。
*** *** ***
<例>
●実際の重量:20kg
●箱のサイズ:縦60cm 横60cm 高さ40cm
(60*60*40)÷6000=24kg
●実際の重量:20kg < 容積重量:24kg
このような計算により、実重量より容積重量のほうが大きい場合には、容積重量が適用されます。
*** *** ***
また、料金を適用する際に、重量によってひとつ上の運賃を適用したほうが、料金が安くなるケースがあります。
航空運賃は、45kgを境にして、料金が変わります。成田空港を例にとって、計算してみましょう。
<例>
・成田空港までの航空運賃・
●45kg未満 5.17$/kg
●45kg以上 3.88$/kg
荷物が40kgの場合:40kg*5.17$=206.80$
荷物が45kgの場合:45kg*3.88$=174.60$
40kgの場合、206.80$ですが、
45kgの場合は174.60$です。
このようなケースでは、「45kgとみなして」
航空運賃を適用します。
*** *** ***
このような計算方法を事前に知っておきましょう。カーゴ代理店は沢山ありますが、重量をごまかすケースが相次いでおります。思っているよりも重く、料金が高くついた、などという場合は、わざと梱包の際にゆるく箱詰めし、容積重量を適用する悪徳業者もありますので、ご注意ください。
これは、実際の重さと、容積計算で算出した重量の、どちらか重たいほうで重量を決定する方法です。例えば、ネパールからの荷物ですと、ウールニットや、アクリル素材のショールなど、軽くて嵩張ってしまう物には、容積重量が適用されるケースが出てきます。
20kgの荷物を例にとって、計算してみましょう。
●箱のサイズ:縦60cm 横60cm 高さ40cm
(60*60*40)÷6000=24kg
●実際の重量:20kg < 容積重量:24kg
このような計算により、実重量より容積重量のほうが大きい場合には、容積重量が適用されます。
また、料金を適用する際に、重量によってひとつ上の運賃を適用したほうが、料金が安くなるケースがあります。
航空運賃は、45kgを境にして、料金が変わります。成田空港を例にとって、計算してみましょう。
●45kg未満 5.17$/kg
●45kg以上 3.88$/kg
荷物が40kgの場合:40kg*5.17$=206.80$
荷物が45kgの場合:45kg*3.88$=174.60$
40kgの場合、206.80$ですが、
45kgの場合は174.60$です。
このようなケースでは、「45kgとみなして」
航空運賃を適用します。
このような計算方法を事前に知っておきましょう。カーゴ代理店は沢山ありますが、重量をごまかすケースが相次いでおります。思っているよりも重く、料金が高くついた、などという場合は、わざと梱包の際にゆるく箱詰めし、容積重量を適用する悪徳業者もありますので、ご注意ください。